新型コロナウイルスが日本に上陸してすでに1年を経過したが一向に収まる気配がなく,第4波に見舞われている状況である。この間政府は必死になって対策を講じてきたが,十分な効果が得られているとは言い難い。

<中略>

今回この1年間を振り返って改めて感染対策を抜本的に見直し,強力な臨床医学的な措置を講ずる必要があることを痛感したので,ここに提言としてまとめる。

※本稿は臨床評価誌(Vol.49, No.1, 2021)に掲載予定です。臨床評価誌はこちらよりご覧いただけます。